カルロ・ロヴェッリ の本 [科学、数学]
年末年始の休みに読もうと思って、今年話題になった カルロ・ロヴェッリ の「時間は存在しない」と、「すごい物理学講義」を買いました。
タイトルだけ見ると、トンデモ科学本みたいですけど、
原題は、それぞれ、L'ordine del tempo (時間の順序)、La realtà non è come ci appare. La struttura elementare delle cose (「現実は、私達に見えているものとは違う」のような意味)
で、とても真面目な物理の本です。
「すごい物理学講義」すこし読んでみました。
古代ギリシアの物理(このころは哲学?)から、ニュートンの古典力学と、ファラデーやマウスウェルの古典電磁気学、アインシュタインの相対性理論へと、理論の発展して行く様子(最後は量子重力理論まで)が、とてもわかりやすく書かれています。
たしかに、こんな授業があったら「すごい物理学講義」かもしれません。
3章の、拡張された現在 の図
過去と、未来の間の現在 - 過去でも未来でもない中間的な領域 - は、自分(観測者)から遠いところほど大きくなるって、日常生活での感覚とはかけ離れていますが、最近、超新星爆発するのではと話題のペテルギウスは、地球から650光年ぐらい離れているので、もしかするとペテルギウスの近くで観測している人にとっては、すでに爆発してしまった後かもしれません。
オリオン座のベテルギウスに異変、超新星爆発の前兆か 天文学者
2019.12.27 Fri posted at 14:50 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35147489.html
遠く離れているところに対しては、「まさに今この時」というのは、ありえない、ということらしいです。
フォースを感じれば、ある?
(丸の内で会ったダースベーダー)
タイトルだけ見ると、トンデモ科学本みたいですけど、
原題は、それぞれ、L'ordine del tempo (時間の順序)、La realtà non è come ci appare. La struttura elementare delle cose (「現実は、私達に見えているものとは違う」のような意味)
で、とても真面目な物理の本です。
「すごい物理学講義」すこし読んでみました。
古代ギリシアの物理(このころは哲学?)から、ニュートンの古典力学と、ファラデーやマウスウェルの古典電磁気学、アインシュタインの相対性理論へと、理論の発展して行く様子(最後は量子重力理論まで)が、とてもわかりやすく書かれています。
たしかに、こんな授業があったら「すごい物理学講義」かもしれません。
3章の、拡張された現在 の図
過去と、未来の間の現在 - 過去でも未来でもない中間的な領域 - は、自分(観測者)から遠いところほど大きくなるって、日常生活での感覚とはかけ離れていますが、最近、超新星爆発するのではと話題のペテルギウスは、地球から650光年ぐらい離れているので、もしかするとペテルギウスの近くで観測している人にとっては、すでに爆発してしまった後かもしれません。
オリオン座のベテルギウスに異変、超新星爆発の前兆か 天文学者
2019.12.27 Fri posted at 14:50 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35147489.html
遠く離れているところに対しては、「まさに今この時」というのは、ありえない、ということらしいです。
フォースを感じれば、ある?
(丸の内で会ったダースベーダー)