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大きな白い花の木 [相鉄沿線]


森の中で、大きな白い花の木を見つけました。


よく見ると、大きな木にからまった白い藤の花でした。
風下に立つと、甘い香りが漂ってきます。

こども自然公園の、大きな白い花のナンジャモンジャの木


大きな白い花のホウノキ


「大きな白い花のナンジャモンジャの木」は、木が大きいけど、「大きな白い花のホウノキ」は、花が大きいのか、ホウノキが大きいのか、どちらもありそうです。
木が大きなときは、「白い花の咲く大きな木」とすればわかりやすいけど、花が大きいときは「大きな白い花の咲いている木」としても、大きな木もありそう...「白い花の大木」とか「大輪の白い花の木」のように言えばいいのかな?
英語だと、A large tree with white flowers. と A tree with large white flowers.のように区別しやすい表現をすると思うのですが、日本語は難しいですね。
「大きな栗の木」は、木が大きい、「大きな栗のなる木」は、栗が大きいような気がするけど、「大きい実のなる木」は、実が大きいのか、「実のなる木」が大きいのかよくわからない...
英語の場合は、形容詞が2つ以上の場合の順番が、OSASCOMP (Opinion, Size, Age, Shape, Color, Origin, Material, Purpose )のように決まっているけど、日本語だと「白い大きい花の木」も「大きい白い花の木」もあって、「白い大きい花の木」の方は「花が大きい」というのがわかるような木がする。じゃなくて気がする。(白いという形容詞は、木より花に使われることが多いから?)
英語は、形容詞の順番が決まっていたり、SVOのように単語の位置で、主語と述語の役割が決まったりするけど、日本語の場合は、単語の位置より助詞の役割が大きかったり、形容詞も「白い」に対して「花」「木」のような名詞が並んでいたら、たぶん木が白いんじゃなくて、花が白いんだろうとか、過去の経験や学習による判断(空気を読むとか?行間を読むとか?)が必要なので、AIの自然言語処理で、英語圏の人が作った仕組みを日本語にあてはめても、なかなかうまく行かないのかもしれないですね。







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