アメリカのエネルギー政策

普段、あまり政治には興味なのですが、トランプさんはとにかく面白い（これって、政治に興味を持ったとは言わないのか...）ので、早速発表されたアメリカのエネルギー政策とか見てみました。

An America First Energy Plan
https://www.whitehouse.gov/america-first-energy



シェール・ガス、オイルだけでなく、
The Trump Administration is also committed to clean coal technology, and to reviving America’s coal industry, which has been hurting for too long.
と石炭産業にふれているところとか、エネルギー政策については選挙中にも語られていて、大統領選挙で勝てた理由の一つになっているようです。








石炭って、大気汚染の元凶のように思われていますが（いましたが？）、clean coal technologyというように、今はクリーンな石炭火力発電というのもあって、JERAが計画している横須賀火力発電所の「超々臨界圧（Ultra Super Critical）石炭火力発電」といいうスゴイ名前の新しい発電機も燃料は石炭です。
化石燃料も、工夫をすれば、発電量あたりのCO2やNOxの排出量を減らすことが可能なのですが、いろいろな理由で正しく情報が伝えられていないようです。

ところで、
自分が高校生のころ、地理で習ったアメリカ五大湖沿岸って、
・アパラチアの石炭
・メサビの鉄鉱石
・ピッツバーグの鉄鋼業、　アメフトチームは Pittsburgh Steelers
・デトロイトの自動車工業、　モータウン　レコード　、Motown；Motown (Motor town　自動車産業の町) Records
・五大湖を利用した水運

こんな感じで、アメリカの鉱工業の中心地と教えられたような気がするのですが、（すみません地理B苦手でした。）

今では、鉱工業がすたれてしまい、ラストベルト（Rust Belt　さびついた工業地帯）と呼ばれているそうですが、新しいエネルギー政策により、この地域にも新たな産業と雇用を生み出されることが期待されているようです。

エネルギー資源や人の資源が豊富なアメリカは、いろいろと打つ手があって、うらやましいです。