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タブレット解体

3年間使っていた Androidのタブレット hp Slate 7 Extreme
充電できなくなってしまいました。


もう使えないので、分解してみました。


中身は、ほとんど充電池で占められていて、CPUやメモリは上の方の小さな緑色の基板の上に乗っています。





CPUは、NVIDIA Tegra 4 T40S-A2

性能は、15.2 GFLOPSらしいです。

メモリは、SK hynix H5TC2G63FFR PBA 340A

128Mbit X 16 の DDR DRAM

こんなに小さくても計算能力は、1975年に発表されたスーパーコンピュータ Cray-1 の100倍ぐらいの性能があるようです。
(参考:  CRAY HISTORY

秋葉原で、CPUとかメモリが手軽に買えるようになった1980年代のCPUやメモリと比べてみると



左から、
CPUの Motorola MC 68B09EP T6R8152, 8bit Frequency: 2 MHz. Bus: 2 MHz
メモリ(EPROM) 富士通 MBM2716 2Kbit X 8
メモリ(SRAM) 東芝 TMM2016P-1 2Kbit X 8
当時の値段は、これだけで今のタブレットと同じぐらいかな。。。

CPUは、浮動小数点演算機能がないのでFLOPSの比較はできないけど、クロック が千倍違って、8bitなので、性能は数千倍、メモリは、こんなにパッケージなのに1個で2Kバイト (2Gでも2Mでもないです。)ということは、1,000,000倍も違うんですね。(メモリの単位のKは、MKS系の小文字のkとは違って、1024倍なので、大文字でKと書くのがしきたりらしい)



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